2002年、03年
全力野球、伊原時代

広岡監督、森監督の実践してきた「王者西武の野球」を最も理解しているといわれた伊原春樹が監督に就任した。

就任1年目は他の5チームを寄せつけない強さの「全員野球」で4年ぶり14度目のリーグ優勝を果たした。2年目のシーズンは惜しくも2位。

2002年、投打に安定した攻撃野球で4年ぶり14度目のリーグ優勝

2003年、強打健在も投壊によりリーグ2位

伊原監督は3塁コーチャーズボックスで指揮を執る独特のスタイルで「全力野球」をナインに植え付けた。

バランスのとれた攻・守・走のかみ合わせは当時のプロ野球に強烈な印象を与えた同監督は2年間で、西武第2次黄金時代からチームを支え続けた伊東勤に采配を委ねた。

監修:杉山茂(スポーツプロデューサー)

チーム成績

年度 順位 監督 試合数 勝率
2002年 優勝 伊原春樹 140 90 49 1 0.647
2003年 2 伊原春樹 140 77 61 2 0.558

打撃成績

年度 打率 試合 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 打点 盗塁
2002年 0.278 140 4737 672 1315 237 22 183 644 107
2003年 0.271 140 4770 692 1295 247 29 191 656 84

投手成績

年度 防御率 試合 勝利 敗北 セーブ 完投 完封 投球回 奪三振 失点
2002年 3.20 140 90 49 40 14 16 1255 1074 492
2003年 4.43 140 77 61 42 13 10 1256 1026 660