2004年
プレーオフを制し、12年ぶり9度目の日本一

レギュラーシーズン2位ながら、プレーオフを制して2年ぶりのリーグ優勝を飾り、12年ぶりの日本一にも輝いた。この年からパ・リーグは上位3チームによるプレーオフを導入していた。

投手陣では先発陣の大黒柱となった松坂大輔が最優秀防御率のタイトルを獲得したがこの年のアテネ五輪に出場した関係で勝ち星は10勝どまりであった。

4年目の帆足和幸が10勝を挙げ、張誌家も安定した活躍で9勝を挙げチームに貢献した。守護神・豊田清は健在で、防御率0.98という素晴らしい成績だった。

打撃陣は、前年まで2年連続で50本塁打を記録したカブレラがオープン戦での死球による骨折で長期離脱し、2年連続で3割、30本塁打を記録した松井稼頭央は前年オフメジャーリーグへの移籍を果たしていたが、前年同様の活躍をした和田一浩、33本塁打を放ったJ.フェルナンデス、松井の後継者である中島裕之が好成績を残し、戦力ダウンはそれほど大きくなかった。

プレーオフではレギュラーシーズン勝率1位のダイエーを破り、リーグ優勝を決めた。中日との日本シリーズでは松坂をリリーフとして投入するなど総力戦で激戦を制し、5度続けて逃していた日本一を奪回した。

シーズン終了後、西武グループの経営再編のために親会社であるコクドが球団を売却すると発表し動揺が走るが、後日翌年以降も存続することが決定した。

ダイエーがソフトバンクに買収され、オリックスに近鉄が買収合併された影響で楽天が新規参入を果たすという「プロ野球再編問題」が騒がれた。

監修:杉山茂(スポーツプロデューサー)

スローガン

「'04 挑戦はじまる」

取得タイトル

最優秀防御率
松坂 大輔

主力選手成績

打者

選手名 打率 試合 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 打点 盗塁
和田 一浩 0.320 109 394 79 126 21 1 30 89 6
J.フェルナンデス 0.285 131 513 87 146 23 1 33 94 5
中島 裕之 0.287 133 502 70 144 22 3 27 90 18

投手

選手名 防御率 試合 セーブ 完投 完封 投球回 奪三振 失点
松坂 大輔 2.90 23 10 6 0 10 5 146 127 50
張 誌家 3.70 22 9 8 0 3 2 146 119 67
帆足 和幸 4.30 24 10 3 0 1 0 104 80 59
豊田 清 0.98 34 5 1 11 0 0 36 39 5

順位

順位 チーム
優勝 西武 133 74 58 1 0.561 -
2 ダイエー 133 77 52 4 0.597 -
3 日本ハム 133 66 65 2 0.504 12.0
4 ロッテ 133 65 65 3 0.500 12.5
5 近鉄 133 61 70 2 0.466 17.0
6 オリックス 133 49 82 2 0.374 29.0