栗山巧選手通算2000安打達成を記念して、1月1日(土・祝)より、LIONS COLLECTION(ライオンズコレクション)にて「栗山巧選手金継ぎバット」を入札形式にて発売いたします。
金継ぎ修復の第一人者であり、漆芸界の匠「清川 廣樹氏」と打の巧「栗山巧選手」のバットに金継ぎを手掛けるスペシャルコラボが実現。栗山選手が17年の歳月をかけて2000安打を達成するまでの試合で実際に使用して折れたバットの中から選ばれし1本に金継ぎを施しました。また商品には栗山選手本人の直筆サインが入っています。
金継ぎとは日本古来の修復技法の一つで、陶器やガラス器、漆器などの欠損を漆で継ぎ、継いだ部分に金で装飾をおこなったものを指します。金継ぎには、かの千利休が「割れた茶碗も風情です」と言うように、「割れたものや不完全なものにこそ美がある」という「侘び茶」の精神性や、「壊れたことを自然なこととして受けいれそれを隠さない」という考えを宿しています。そのような日本古来の「美」と「心」を宿す金継ぎとさまざまな社会貢献活動を行っている栗山選手の精神性のコラボが「金継ぎバット」という唯一無二の作品となって登場。
近年では、「Kintsugi」として国際的に幅広く認知され、日本の文化・伝統工芸として世界からも高い評価を受けています。日本を代表する職人によって作られたこの世に一本しかない大変貴重な「栗山巧選手金継ぎバット」をぜひお買い求めください。
LIONS COLLECTION(ライオンズ コレクション)はライオンズの栄光の軌跡や選手の名場面を捉えたリアルプロダクト・デジタルコンテンツをあなたの思い出と共にコレクションとして楽しむことができる埼玉西武ライオンズ公式のサービスです。
偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータ(NFT)を紐づけた商品はそれぞれが唯一無二の価値をもっています。
1957年4月大阪府生まれ
高校卒業後、蒔絵師に弟子入りして職人としてのキャリアをスタートさせる。その後、修復の一線で活躍する複数の職人のもとで研鑽を積み、28歳で独立。45年間、江戸時代に確立された伝統技法の継承者として、漆を用いた「漆芸」修復に携わる。その対象は社寺仏閣、建築、仏像、陶磁器、漆器、アンティーク家具、古美術品など多岐にわたり、学術関係者からの信頼も厚い。2015年春より、伝統工法を幅広く紹介することを目的に、京都と東京で金継ぎ教室を主宰。自然素材のみで行う工法の丁寧な指導と、45年間の職人生活で得た知識やさまざまな経験談が評判になる。
2017年より現在まで、日本橋三越本館で金継ぎ修復のお見積り会を開催、イギリス公共放送BBC、テレビ東京等のメディア出演多数、雑誌月刊誌、企業広報誌等に活動が広く紹介される。2019年7月に株式会社漆芸舎設立、代表に就任、2021年6月にNPO法人「ROLE」を設立し代表理事を務める。2022年11月自身初の著作「継 ~金継ぎの美と心」を淡交社より上梓。単なる金継ぎ修復の教本ではなく、その精神性、職人文化、世界観を伝えている。