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2018/12/15 (土)
チーム

週間中継ぎ投手に選出の齊藤大投手が安定感を見せる!第4回オーストラリアレポート

長距離移動にダブルヘッダー、過酷なビジター4連戦は首位攻防戦に。週間中継ぎ投手に選出された齊藤大投手は連続無失点記録をさらに継続。高木勇投手は先発した試合で粘投し、勝ち星こそつきませんでしたが、試合を作り勝利に貢献しました!
首位を走るチームに日本人投手の活躍あり。齊藤大投手、高木勇投手がABLで存在感を発揮しています!

齊藤大投手が週間中継ぎ投手に選出

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笑顔の齊藤大投手

齊藤大投手がABL週間中継ぎ投手に選出されました!齊藤大投手は先週のジーロング韓国戦(11月29日から)に3連投し、5回1/3を投げ3安打2四死球7奪三振無失点。リリーフとしてチームの首位をけん引しています。

齊藤大投手コメント

「日本と比べてどんなものなのか?ピンと来ませんが…自分の仕事ができたなかで選ばれたことは少し照れくさいですが嬉しく思います。来年はNPBで選ばれるようにがんばりたいです。」

清川栄治育成担当(次期二軍巡回投手コーチ)コメント

「結果も内容も文句なしです。有走者での登板も2試合あり、ベンチも観客席のファンも当然納得の選出だと思います。来季このような感じで投げられれば、左腕投手だけに埼玉西武投手陣も厚さを増すことと思います。期待していますよ。」

12月7日 vs Perth(L 1-2)

齊藤大投手(3番手) 1回 / 投球数19 / 被安打1 / 与四死球1 / 奪三振0 / 失点0

チームは接戦を落とすも、齊藤大投手は連続無失点を継続

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マウンド上の齊藤大投手

両チーム9勝3敗で迎えた首位攻防第1戦はレベルの高い投手戦となりました。メルボルンは初回に先制するも、その裏に相手チームに逆転を許してしまいます。以降、試合は膠着状態に。齊藤大投手は、3番手として1回を1安打1四球。粘りの投球で連続無失点試合を7と伸ばしましたが、チームは敗戦となってしまいました。

齊藤大投手コメント

「先頭打者の四球から始まり、安打を打たれて本塁アウトまで全部が今までで一番悪かったです…。ブルペンの調子がそのまま出たって感じですかね。思ったところへ投げ切れていません。同じ繰り返しにならないようにしたいです。本塁アウトはセンターのマーティンに感謝です。」

清川栄治育成担当(次期二軍巡回投手コーチ)コメント

「より良い結果を出そうとし過ぎているのかな?ブルペンが悪かったということで、早く自分の球が見たい、見ようとする気持ちが最後まで自分の球が投げ切れなかった原因だと思います。齊藤大に限らず、投手は好調期間中にこの兆候が出ることがあります。今一度、フォームのチェックポイントを確認すれば戻るでしょう。」

12月8日 vs Perth(W 3-2)※ダブルヘッダー第1試合

高木勇投手(先発) 3回1/3 / 投球数74 / 被安打6 / 与四死球2 / 奪三振3 / 失点1(自責点1)
齊藤大投手(3番手) 1回 / 投球数19 / 被安打0 / 与四死球0 / 奪三振2 / 失点0

高木勇投手は粘投、齊藤大投手は1回3人斬りの活躍!

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ブルペンで投球練習を行う高木勇投手

首位攻防第2戦は高木勇投手が先発のマウンドへ。初回に先制点を許しますが、味方打線が3回に2点を奪い逆転。その裏、高木勇投手は2死満塁のピンチを無失点に抑えます。早めの継投で4回に1死を取ったところで降板、あとを後続に託します。齊藤大投手は1点リードの6回に3番手として登板。相手打線を3者凡退(2三振)に抑えて、連続無失点記録をさらに更新しました。チームは3対2で勝利し、連敗を阻止しました。

齊藤大投手コメント

「昨日は納得のピッチングではなかったので、今日は何とか満足のいくピッチングをしたいと思ってマウンドに…。先頭打者に対する四球は目立つので、それだけは避けようと思い意識して投げました。何とか3人で抑えられてホッとしています。先発はハヤトさんだったので何としてもの気持ちが強く持てたのも良かったです。」

高木勇投手コメント

「立ち上がりで微妙なストライク・ボールの判定があり、ボール球が多くなる苦しい展開になりました。第1試合は7イニング制のため、早めの継投だったと思いますが…もう少し投げたかったです。2、3回はいい感じになって、抑える自信はありましたから!でも、そういう野球もあるんだなぁ~と味わえました。2回以降、立ち直らせてくれた球はカーブ。一緒にやっているクーニーに教えてもらったのと自分のをミックスさせたもので、ほとんど狙ったところへ投げられたと思います。今日の収穫です。試合後のコメントも、自分を知ってもらうためにいろいろと話をして野球選手としてのレベルを上げたいです。」

清川栄治育成担当(次期二軍巡回投手コーチ)コメント

「高木勇は、91マイル(146キロ)のストレートと67マイル(107キロ)のカーブで、球速の差がかなり出ました。緩急がついて、打者的にもタイミングがとれずバットが出てこない感じで効果的な球といっていいでしょう。いつも前向きに、少しであっても収穫と捉える考え方!いいですね。2度の大ピンチも粘りの投球、次は、立ち上がりをきっちり抑えてほしいです。
齊藤大は、追い込みながらファウルが多く一球で仕留められませんでしたが、全体的にタイミングは外せてましたね。カウント球でファウルを打たせたとき、力が上手く抜けて狙って打たせた感じさえしました。仕留めどころが分かれば、球数少なく楽に投げれると思います。もう少しでコツがつかめそうな感じが…。昨日の修正、フォームチェックがある程度できましたね。キャッチボールで、盛んに軸足体重を繰り返ししていましたから!」

12月8日 vs Perth(W 5-3)※ダブルヘッダー第2試合

2選手とも出場なし

12月9日 vs Perth(L 1-7)

齊藤大投手(4番手) 2/3回 / 投球数10 / 被安打1 / 与四死球0 / 奪三振1 / 失点0

バッテリーミスが絡み大差で敗戦。齊藤大投手の無失点記録は継続中!
投手陣の制球が大きく乱れ、8四球4暴投。特に、4暴投はすべて失点に関わるバッテリーミスとなり、1対7で敗戦となりました。齋藤大投手は、八回一死満塁という場面で登板。無失点試合は「9」と継続するも、左二塁打を浴びるなど、課題の残る結果となりました。

齊藤大投手コメント

「満塁の初球、自分ではストライクを取りにいった感じはなかったんですが、結果的にそうだったかもしれません。やや高めのシンカーでした…。終盤の有走者時、あそこでの得点はチームとしても痛かったです。自信を持って、余裕を持って投げることの大切さが分かりました。ストレートに関しては、空振りさせるいい球もあったので、継続していきたいです。残り試合も全力投球でがんばります。」

清川栄治育成担当(次期二軍巡回投手コーチ)コメント

「究極のリリーフ、満塁の場面では打者との勝負の前にまず自分の心の整理が必要です。今日の齊藤大は『あの一球が…』と悔しがっていました。本人が言っている余裕は、ふたつにひとつの選択です。ストレートか変化球、ストライクかボール、内角か外角、高めか低めかの選択を瞬時に判断し勝負すること。このオーストラリアでは、本当にいい勉強をしています。」

上本ブルペン捕手日記

「今回のパース遠征、大変やったね!3400キロ?3.5~4時間?日本からやったら完全に海外遠征やんか。で、時差3時間戻るんやろ…すごいで!日曜日16:00から試合してそのまんま飛行機移動でメルボルン。着いたら朝6時前…過酷な遠征でした。最近、サイツー(齊藤大)が変わってきたかなって瞬間があってなぁ~。ブルペンで見てたら動きにキレが出てきた。ブルペン陣、背負ってるって感じ。自分でコンセント入れ抜きしてる。ハヤトの影響かなぁ。」

今週のオフショット

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チームメートとも打ち解けてきました
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BBQの買い出し中

次回のレポートもお楽しみに!

齊藤大投手・選手名鑑

高木勇投手・選手名鑑

前回のオーストラリアレポートはこちらから!

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