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2017/04/28 (金)
L-FRIENDS

【ライオンズこども基金】未就学期のこども向けボール遊び用具を開発し県内約1,750ヵ所の幼稚園・保育園等に寄付

贈呈式の様子
贈呈式の様子
まとあて

埼玉西武ライオンズでは「ライオンズこども基金」という取り組みを通じて、こどもたちがより健やかに、そして夢を持って生活できる環境づくりをサポートしております。

2016年12月15日(木)~2017年1月16日(月)に行った、「直筆サイン入り ライオンズ フェスティバルズ 2016エメラルドユニフォーム&キャップ」チャリティーオークションで、11,145,510円の販売がありましたことをご報告いたします。

今回ファンの皆さまからお預かりした資金で、未就学期のこども向けボール遊び用具「埼玉西武ライオンズまとあて」を開発し、2017年3月末に埼玉県内の約1,750ヵ所の幼稚園・保育園などにお届けしました。

ファンの皆さまへのご報告のため、4月28日(金)の千葉ロッテマリーンズ戦の試合開始前、メットライフドームのグラウンド上で贈呈式を実施し、キャプテンの浅村栄斗選手と株式会社西武ライオンズ代表取締役社長の居郷肇より、県内の幼稚園および保育園の代表としてお招きした北野保育園、やまゆり保育園の皆さまに「埼玉西武ライオンズまとあて」をお贈りいたしました。

経緯

「ライオンズこども基金」では、過去3年間、ターゲットゲーム・カルタ・ランチョンマットとさまざまなグッズを製作してまいりました。今回、未就学期のこども向けボール遊び用具の開発に至ったのは、近年の全国体力テストでボール投げの記録が低下傾向にあるということへの危機感がきっかけとなっています。
2016年度に文部科学省が行った「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」によると、小学校と中学校の男子の結果において、ボール投げの全国平均の記録が過去最低となり、各メディアでもそのことが取り上げられました。(※女子は2015年度の調査で過去最低を記録)。
投動作はテニス、バレーボール、バドミントン、ハンドボール、野球、ソフトボールなどあらゆるスポーツの基礎的技能であり、児童が選択できる種目の幅を広げられるかどうかの分岐点となる能力です。未就学期のこどもたちにボール投げで自由に遊んでもらうことで、体と心の健やかな発達を促し、生涯にわたってスポーツを楽しむための土台となる力を育むことができればと考えております。

なお、この「埼玉西武ライオンズまとあて」には、立正大学特任講師の小山啓太氏に監修していただいた遊び方ガイドを付属(※1)させ、発達の度合いに応じた遊び方のバリエーションや、なぜ未就学期にボール投げを行うことを推奨するのかというコラムを記載しました。今後も、野球振興活動などを通じて、こどもたちの遊びや学びをサポートするおとなの皆さまへの情報発信を継続して行っていきます。

(※1)遊び方ガイド(PDF)

監修者 小山啓太 氏 プロフィール

エンポリア州立大学院(スポーツ医学)、セントラルミシガン大学院(運動科学)修了。米国NATA公認アスレティック・トレーナー。こどもの脳と運動の健やかな発達のためのボール運動を奨励する団体「Playball for Child」代表理事。立正大学法学部特任講師

なぜボール投げなのか

近年、こどもたちの身長や体重などの体格は向上しているにも関わらず、運動能力が低下していることが明らかになっています。
自分の体を操作する能力が低下することで、具体的には、靴ひもを結べない、スキップができないなど、日常生活の中での動作にも影響を及ぼします。
この状況を打開するうえでカギになるのが、未就学期から手を使った運動の機会を増やすことです。手は非常に優れた感覚器で、「第2の脳」とも呼ばれ、神経が集中していることが知られています。運動能力と脳の発達を促すために、ボール遊びは最適です。
ボールを投げる動作には、自分の体を操作する能力、指先の感覚などをフル活用することが求められます。神経系が著しく発達する未就学期に、そのような運動の機会をどの程度持てるかが、その後の生涯にわたって影響を及ぼすと考えられています。
運動協調能力が発達している児童ほど、就学後のスポーツ活動が活発になる傾向がみられ、それが心身の健やかさにもつながるということは想像に難くないでしょう。その中でも投動作はテニス、バレーボール、バドミントン、ハンドボール、野球、ソフトボールなどあらゆるスポーツの基礎的技能であり、児童が選択できる種目の幅を広げられるかどうかの分岐点となる能力なのです。
投技能は先天的に身についているものではなく、経験の有無によって習得の度合いが左右されます。この「埼玉西武ライオンズまとあて」を一つのきっかけに、女の子も男の子も一緒になって、ボールを投げたり捕ったり自由に遊べる環境づくりを進めてまいります。

「ライオンズこども基金」とは

ライオンズこども基金では、ファン・選手会・球団が一体となり、明るい社会・未来を作っていくこどもたちが安心して夢を持って生活できる環境作りをサポートしていきます。当基金はチャリティーグッズやチャリティーオークションによる収益の一部を積み立てて、選手会と球団で寄付・支援を行っていく取り組みとなります。選手個々だけでなく、また球団という組織だけでもなく、全国のプロ野球ファン並びに埼玉西武ライオンズをこよなく愛してくださる多くのファンの皆さま、そして、この活動に賛同していただける方々と共に、一丸となり永続的に取り組んでいきたいと考えています。

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