主な練習メニュー
牧田投手の音頭で手締め!
2月1日から始まった南郷での春季キャンプもいよいよ今日が最終日。
8:30過ぎに早出練習を行う選手たちを乗せたバスの後ろから、キャンプ中は宿舎から走って球場入りしている高橋朋投手も到着します。
「いい形で仕上がっているのだから、つまらないケガはしないように」という袴田コーチの言葉で全体練習はスタート。キャンプ最終日とあって選手たちはリラックスした表情を見せ、ウォーミングアップでは熊代選手を筆頭にいつもよりも明るい声を出して盛り上げます。
ウォーミングアップ後の総合練習ではキャッチャー陣がサードの定位置に入り、河田コーチのノックを捕球。各選手はノックを受ける前に元気な声で呼び、ボールを捕っていきます。途中からはしゃがんだ状態からノックを受けたり、タッチプレーが入ってきます。
また、ティー打撃を行っていたメヒア選手は、自分たちの組がフリー打撃だと思いケージの方へ。ところがメヒア選手の組は次だったため、秋山選手から「ネクスト、ネクスト」と言われ苦笑いして戻る場面も見られました。
終盤、ティー打撃を行っていた永江選手のところへ宮地コーチが向かい、熱心に助言を送ります。助言を受けた永江選手は強い打球をはじき返し、次第に大量の汗が流れていきます。
そして総合練習後の12:00、選手、コーチらは手締めのためマウンド付近へ。
選手会長の牧田投手は「ガチ!でマジ!でがんばりましょう!」と挨拶し、手締めを行いキャンプ全日程が終了しました。
しかし、キャンプはまだ終わりではありません。高知・春野へ移動する13選手(※)を除く選手たちは、球場に残ってランニングメニュー、個別練習を行い明日の韓国・斗山ベアーズとの練習試合に備えます。
田邊監督は「空いているポジションを狙う若手が積極的に取り組み、チームの底上げができた」とキャンプを総括。期待する若手として石川選手、誠投手、福倉投手の名を挙げました。
「天候に恵まれ、計画通りキャンプを消化することができたね。
空いているポジションを狙う若手が積極的に練習へ取り組み、チームの底上げができた。
故障者が出たのは想定済み。若干故障者は出てしまったけど、シーズンインまで時間があるからその時までに戻ってきてほしいね。」
2月22日(日)から2月26日(木)までの期間、岸、増田、菊池、野上、牧田、高橋朋、炭谷、鬼崎、浅村、中村、メヒア、栗山の12選手に加え、セラテリ選手も、チームに帯同せず、高知・春野球場にて練習を行います。