平成28年4月に発生した熊本・大分地域地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された方々に対し、お見舞い申し上げます。
6月よりパ・リーグ6球団が販売しておりました「くまモン復興支援Tシャツ」において、ファンの皆さまのご協力により、収益の一部として945,818円を日本赤十字社へ寄付いたしましたことをご報告いたします。また、2011年より実施しておりますパ・リーグ6球団社会貢献活動「POWER OF BASEBALL」の取り組みとして、地震の影響によりいまだ熊本市などへの主要道が寸断されている熊本県阿蘇郡南阿蘇村にて、12月18日(日)、19日(月)パ・リーグ7選手による地域の皆さまとの交流イベント、小学校訪問を行いました。
この『POWER OF BASEBALL』は、野球の“チカラ”を球団や選手のみならず、支えとなっているファンの皆さまや企業さまと共に、日本のため、こどもたちのために、社会的意義のあるものとして形にしていく活動です。パ・リーグ6球団では、今後も野球を通じた活動により、被災地の復興への活力や笑顔の創出に貢献してまいります。
概要 | パ・リーグ6球団共同企画として熊本県PRキャラクター“くまモン”とコラボした復興支援Tシャツを製作・販売し、売り上げの一部を復興支援金として寄付 |
寄付金 | 945,818円 |
寄付先 | 日本赤十字社 |
名称 | パ・リーグ6球団社会貢献活動「POWER OF BASEBALL2016」 |
日時 | 2016年12月18日(日)・19日(月) |
場所 | 熊本県阿蘇郡南阿蘇村 阿蘇ファームランド |
参加選手 | 埼玉西武ライオンズ:岩尾 利弘
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協賛 | ナイキジャパン |
動画 |
阿蘇ファームランドにて、南阿蘇村約400名の皆さまと、炊き出し振る舞いやストラックアウトゲームなどで交流させていただきました。
阿蘇大橋の崩落現場にて黙祷を捧げました。
その後南阿蘇西小学校にて、生徒の皆さんとキャッチボールゲームなどを行い、給食もご一緒させていただきました。
「知り合いが熊本にいて状況は聞いていたが、実際に訪れて聞くと見るとでは全く違った。
触れ合ったこどもたちは震災の影響を感じさせないくらい元気だったが、最後に贈ってもらった歌を聞いて思いが伝わり、涙が出そうになった。
埼玉のチームに所属しているが、九州の新聞に取り上げられるくらい活躍して、こどもたちに気持ちが届くようにがんばりたい。」
F新垣投手
「今回災害現場に行き、想像以上に被害が大きかった。皆さんが大変な苦労をされている。
こどもたちと触れ合って、楽しい時間を過ごせた。一日でも早い復興に向けて少しでも貢献になれば。
自分たちが野球で活躍する姿を見せることで、皆さんに元気を届けていきたい。」
E安樂投手
「四国出身の身として、お隣九州の今回の震災についてはずっと気にかけていた。
実際に足を運んで、これほどまでに被害が大きいとは思わなかった。
被害にあったこどもたちがとても元気で、自分たちも楽しかった。
こどもたちに試合を見てもらい、少しでも元気を与えられるプレーをしていきたい。」
M二木投手
「予想以上の被害。ここまで大きいとは知らなかった自分が恥ずかしい気持ち。
元気を与えに来たら、逆に元気をもらって、楽しかった。
直に触れ合った僕たち選手が活躍すれば、こどもたちも喜んでくれるはず。来季シーズン通して活躍して、テレビや新聞を通して見てもらえるようにがんばりたい。
Bs伊藤選手
「実際に現場を目の当たりにして、想像以上の被害に言葉が出なかった。
地震が起きた時はシーズン中で義援金募集活動などしかできなかったが、こういった機会で皆さんのお手伝いができてよかった。
こどもたちに、今回選手が来てくれて良かったなと少しでも思ってもらえれば。」
H高谷選手
「こどもたちの元気な姿が見れてうれしかった。
今回のように触れ合える時間がもっと長く続けばいいなと思いながら過ごした。
現状に対して前向きな皆さんと接して、自分が野球で悩んでいることなど、ちっぽけなことだと思える。野球を通して皆さんが勇気づけられたと感じてもらえるように、これからもがんばりたい。」
H牧原選手
「南阿蘇村に来る道中、ヒビの入った道や、損壊した家屋をみかけた。
こどもたちはそういった状況を感じさせないくらい元気で、僕たちの方が元気をもらった。
皆さんの笑顔を見れたのが良かった。
今回出会ったこどもたちが、胸を張って「牧原選手と触れ合ったよ!」と言えるような選手になりたい。」