ビジターでの4連戦は、2試合続けて大差で敗れる厳しいスタートに。その嫌な流れを変えるべく、先発の高橋光投手が試合をつくる粘投。最後は中塚投手が登板してチームの連敗を止め、高橋光投手に嬉しい初白星がつきました！
一方、この連戦で森選手が膝の違和感のため、大事を取り一足早く帰国することに。オーストラリアで培った捕手としての技術力を、来季の活躍へとつなげていきます！

指名打者で先発出場した森選手でしたが、この日は安打を放つことができず。チームは17失点し、大敗を喫しました。

「今までやってきた成果を“結果”として出せるようにしていきたい、出さなきゃいけない今週の試合!!
この日の対キャンベラ戦は、友哉が指名打者で先発出場！結果は出なかったけど、まぁ、打つ方は…ね。明日、がんばりましょう!!!」

森選手が無安打ながら、2つの四球を選びチャンスメーク。しかし、前日に続いて大量失点し、連敗となりました。

「友哉は前日の併殺の際、膝の違和感が出たために、今週は指名打者での出場のみ。打線のつながりを作る選球眼でチャンスを作るも、あとが続かず連敗。
明日は光成が先発予定!! この流れを止めるような快刀乱麻のピッチングを頼むよ!!」

チームが苦しい流れの中、先発マウンドに上がったのは高橋光投手。指名打者での出場となった森選手からアドバイスを受けながら、6回を投げて2失点としっかり試合をつくります。
大きくリードして迎えた8回からは中塚投手が登板。2イニングス目となる9回に2点を返されますが、後続を仕留めてチームは快勝！高橋光投手が初勝利を挙げました！

「入りが悪かった。ブルペンも含めて入りがよくなかった。結果としてはまあまあだったが、内容はあまりよくなかった。早く追い込んで変化球を生かせるように、ストレートの“質”をよくしたい。球数も多いため長いイニングを投げられないので、テンポよく3人で抑えるイニングを増やしたい。試合の中で、考えて投げられたことはよかったと思う。今後も続けたい。」

「今回は6点リードの8回から投げました。最終回にヒットなどで２失点しました。同じミスを何回もしないように、最終回は全員から“三振”を取るつもりで、全力で抑えにいく心構えをしっかり持ちたいと思います。あと、もう一度フォームを確認して修正し、自信を持ってマウンドに上がりたいです。」

「初回、味方が1点を先取するも、立ち上がりの光成、疲れもあるだろうが不安定な投球で逆転を許してしまう。しかし、2回からはなんとか粘りを見せる投球ができていた。
ん?? なぜに?? ベンチを見ると、なんと友哉が光成に攻め方を毎回アドバイスしているではないか!! なるほど!! その光景を見たおっちゃんは“次代のライオンズは大丈夫だ”と思ったね。指名打者で出場した友哉が“捕手としての目線”から、光成がどう抑える投球をするか、どう立ち直せるかを考え、“女房役”としての務めを果たした。それに光成が応えました！光成の調子自体はそんなによくなかったけど、この2人の作業が“勝ち”をもたらしたんだ!!
中塚も8、9回と粘りの投球でゲームセット!! ここにきて安定感は出てきた感じ。十分に一軍で通用する球になってきた。あとは、打者をどう追い込んで打ち取ることができるか。
“頭脳”を使っていき、そのとおりに投げられるフォームやリズム、制球力をつけていくことで、来季の中継ぎの競争に入っていける!! 残りの試合、しっかりやっていこうな!!」

森選手にとって最後の出場となった試合。安打は出ませんでしたが、2つの四球でしっかりチームに貢献しました。ABLで学んだことを生かし、さらにレベルアップしていきます！

「友哉は今週でウィンターリーグ終了!! 今無理して来季に影響が出ると“戦力ダウン”になってしまいますから。捕手としてのレベルアップは着実にできたと思うし、来季の捕手争いが楽しみになってきました!!キャンプから、友哉が大きな声でグラウンドを“支配”していることでしょう!! 来季の“捕手・森”に大きな期待を!!!」